雷電疾風録

東の国は眠らない

映画 ルーシー

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  • テーマは良いが…

人間の脳は実は10%しか機能してなくて、リミッターを外して100%脳を使ったらどうなるのか?ってテーマは良いのに、脳が100%覚醒しても絶対無理な現実離れした力を*1覚醒した直後からばんばん使い出すのに、科学・哲学的な事を言われても全然説得力がない。

  • オチ

能力が悪い意味で完全に予想外だった*2上にオチも酷い。ドラッグキメたら覚醒して神になりました。神なのでもうマフィアでも全く相手になりません。そして遂に真理に到達したルーシーの肉体は消え、人類にUSBを託して意味深な言葉と共にエンドロールへ…。

  • 最後に

この作品の良いところは終盤の映像がかなり綺麗な事なのと主演女優がスカーレット・ヨハンソンって事だけだと思う。リアルにしては能力が非現実過ぎだし、バトルにしてはアクションシーンが少な過ぎる…とどっちの要素も微妙な中途半端な映画だった。

*1:他人の身体の状態が分かる、他人を気絶させる、見えない壁を作る、他人を浮かせる、テレビ等を瞬時にハックするetc…

*2:例えば痛覚を消して肉体のリミッターを外して常人離れした動きをするとか、動体視力を強化して周りがスローに見えるとか、身体機能の強化だけでよかったのに。

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